事前準備編

※「条件付き受け入れ」を選択して手続きをしています。通常の流れとは若干違いますのでご了承下さい。

手続きの山場は「狂犬病抗体検査」周りの手配ですが、私の場合はそれに加え他島に猫を運搬するひと手間が必要でした。

ボホールの獣医にてワクチン1回目実施

📅2018.11.20 

ボホールの獣医にてワクチン1回目を実施(マイクロチップ前)

当日獣医に確認するため、手引書の中で重要と思われる事項を紙に書き出して獣医へ。

検疫からのリクエスト

料金が思ったより安く、250ペソだったと強烈に記憶に残ってるんだけど、今改めてレシートを見ると・・・

え、ディスカウント!?😲

104ペソしか払ってないことになってた💦

ディスカウントなんかしてもらったかなあ・・・今となっては闇の中。

104ペソなら激安だ。


ハードキャリーを購入

📅2018.12.2 

これまで獣医が近かったのでリュックに入れてましたが、乗り物に乗せる際ハードキャリーが必要になるのを見越して購入しました。

ハードキャリー(クレート)について


手続きが頓挫しました汗

📅2018.12.28

年末年始の日本一時帰国で血清をハンドキャリーする予定でいたのですが、当日(2018.12.28)Shipping Permit取れずドマゲティ行きに乗船出来ませんでした。

ドゥマゲッティ行きに乗船出来ず

すべてが台無しになってしまいました🤦‍♀️💦

以下の予定で進めるつもりでした(ボツ)
  1. 2018.12.27 Shipping Permit用の健康証明、ワクチン証明を取得するためボホールの獣医へ
  2. 2018.12.28 マイクロチップ埋め込み +  採血(血清作成) + ワクチン2回目 (@ドマゲティ)
  3. 2018.12.28~30 血清を冷凍庫に保管
  4. 2018.12.31 日本に血清を手持ちで運ぶ
  5. 2019.1.2 ラボ(一般財団法人 生物科学安全研究所)に送付
  6. 輸出前待機(180日) -2018.12.28~

 

さて、半年経って手続きを再開(仕切り直し)します🙋‍♀️

Shipping Permit 取得

📅2019.6.3

獣医で入手したHealth Certificateとワクチンの冊子を持って港の検疫所でShipping Permit(Travel Permitと言う人もいる)を取得。(前回の失敗を糧に乗船日の前々日に!)

Health Certificateについて

港の検疫所、Shipping Permitについて  

ドマゲティの獣医へ

輸入手続きに必要な処置がボホールでは出来ないため、隣島まで猫を連れていきました。

持参したもの

猫と共にドマゲティの獣医へ

📅2019.6.5

フェリー(OceanJet)の旅 (前々日にShipping Permitを取得済)

事前に紹介してもらった獣医
Cats n Dogs Veterinary Clinic(獣医)

  • 下記の処置を実施(順序は下記を遵守)
全て終わって待機中。漬物石のように固まって動かない・・・🥶

12月にShipping Permit取れず当日乗船がポシャったのに引き続き、実はこの日もやってもーた😱なことが発生。

手続きとはあまり関係ないのでスルー可ですが、もしよろしければ詳細は・・・
こちら

この日血清は受け取れませんでしたが、とりあえずすべてを終えてボホールに戻ってきました🙋‍♀️

家に戻り溶解中。極度の緊張からのリラックスモード...お疲れちゃーん💦

処置完了連絡

📅2019/06/06 

翌日、動物検疫中部空港に処置完了を連絡しました。(ミス防止の為、密に連絡入れてチェックを受けてます)

添付した画像はこちら👇👇👇

マイクロチップリーダー表示中
ワクチン2回分(冊子)

狂犬病抗体検査証明書(兼申請書)

血清引取り

 📅2019.06.10 

ドマゲティに血清を引き取りに日帰り旅行してきました。猫は連れてってません!

クリニックはちゃんと冷蔵庫で保管してくれてました。しかし・・・

容器に問題発生!

日本帰国日まで、数日間自宅で血清を保管します。

血清の保存について

血清を日本に運搬&検査

狂犬病に対する抗体価の測定は、農林水産大臣の指定する検査施設で行う必要があります。

フィリピンには指定施設は無いので、日本を含む他国の施設で血清の測定しなければなりません。

血清をハンドキャリーで一時帰国

▼2019.6.14

日本の検査施設に血清検査を依頼するため、日本まで手持ちで運びました。

画像のようにタッパーにプラスチックの台ごと入れて、テープで固定し、そのうえからひっくり返らないように蓋で押さえました。

家に到着するまで慎重にこの向きを維持しました。

犬の血清の場合は、到着時の検疫が必要です(猫は不要)

猫は不要なので、到着したらそのまま動物検疫はスルーで外に出ることができます。

保冷剤も無く完璧な常温で丸一日かかりましたが、到着後即冷蔵庫に入れました。 

血清の検査について

血清を生物科学安全研究所へ発送

📅2019.6.15 

宅配便でラボに発送

狂犬病抗体検査の結果

📅2019.6.27

検査パスした連絡と結果スキャンPDFを施設からメールで受け取りました。

狂犬病に対する抗体価(免疫抗体の量)が13.5(基準値0.5IU/ml 以上)でOKでした。

📅2019.6.30  

通知結果の原本が国内住所に届きました。

狂犬病抗体検査結果通知書(原本)

動物検疫中部空港に完成した通知書の画像をメールしました。

これで手続きは一旦区切りです。 

\(^o^)/オワタ

輸出前待機(180日) 開始

書類関係の手続きが完了したからといって、即帰国できるわけではありません。

ただひたすら半年後の帰国可能の日が来るのを待ちます。

抗体検査の結果が0.5IU/ml以上であることを条件に、採血から180日後の 12月2日以降であれば、処置完備での輸入が可能となります。

※犬・猫は、採血日から180日間以上待機した後、「狂犬病予防注射の有効免疫期間」及び「狂犬病抗体検査の有効期間」内に日本に到着しなければなりません。

 私の場合、

  • 帰国は2019年12月2日以降可能となる
  • 狂犬病抗体検査は2021年6月5日まで有効 (但し途中ワクチン有効期限切れを起こさないよう注意)

つまり、一番の山場である今回の抗体検査(お金も手間もかかる)を活かすならば、2019年12月2日~2021年6月5日の間に帰国する必要がある。

(これ以降だと再度の抗体検査が必要😩)

ワクチン追加接種

📅2020.06.03 

その後無事2019年12月2日を迎え、いつでも帰国可能になったわけですが・・・

狂犬病抗体検査の有効期限は2021.06.05までで、この日までに帰国すればよいのですが、その前にワクチンの有効期限が2020.06.05で切れてしまいますので、3日に追加接種してきました。

獣医は1回目と同じボホールで。

ワクチン手帳に記入してもらいました。

狂犬病ワクチン3回目、最下段に追加記載

これで、帰国するまでに猫に施す処置的なものは終わりました。