血清抗体検査について

2019/06/14

事前準備

指定施設による血清の抗体価の測定を受け、証明書を得る必要があります。

採血から血清の発送・証明書の受取りまで全て獣医側に依頼してやってもらうのか、血清の発送から先を自分でやるのかを決めないといけません。

日本まで手持ち輸送を選択した件

選択肢として

  1. 現地獣医に全て丸投げ
  2. 現地にて自分で梱包し、他国ラボ(オーストラリア、欧州、日本等※下記参照)へ発送
  3. 日本に手持ち入国、指定ラボへ発送

があります。

私は「3.日本に手持ち入国、指定ラボへ発送」を選びました。

最大の理由は、なんだかんだ一番安価で確実との判断からです。

検査施設の方からも下記のように情報を頂いてました。

EMSが利用できればよろしいのですが、フィリピンからは血液の荷物輸送が難しいようでございます。
ほとんどの方がハンドキャリーでの持ち込みとなっております。
可能であれば、ハンドキャリーが一番安全で確実な輸送方法でございます。

自分がやってみた結果、一時帰国に合わせることが出来るのであればこの方法をおすすめします。

一見面倒に見えますし血清の扱い等未知の世界ですが、自分の手中にある分安心感がありました。

EMSで日本に血清を送ることは可能なのか?

(おやおやおや?地理的なことを考慮すれば「日本の検査施設」に送るのがベストでは??)と思いますよね?

私も最初はそう思いましたが、EMSで“日本”に送る件については、出来る・出来ない と情報が錯綜しているようです。

ネットを検索すると、実際にEMSで送られた方の体験記も見つけることができましたので探してみてください。

あと、水物は送れないとお断りパターンもみつかりました。

ただ、海外から送付する場合、梱包に関してやたらルールが細かく面倒な印象は拭えません。

動物検疫所の「指定検査施設への血清の送付」https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/test.html という欄にある“三重包装”を参照ください。(※)

私はこのページを見た瞬間にEMS送付は却下になりましたw (ルール細かすぎ)

また、EMSの場合、正直に血清を送ると申告すると「え、血清?そんなもん郵送していいの?」と責任を負いたくない係員の裁量で却下食らう可能性が・・・(面倒がって確認もせずNOと言い放つフィリピンあるある)

 

【後日談】
※ 三重包装って国内送付でも必要だったのかな・・・汗 だとしたらめっちゃ迷惑な送り方しちゃった💦検査施設から物言いはつかなかったけど。

獣医に頼んだ場合の費用

一応、現地の獣医に抗体検査部分を丸投げした場合の費用も聞きましたので追記しておきます。

採血+発送+検査+返送 で約 35,000php (多少前後あり)とのことでした。

35,000php → 約80,000円です💥😱

これ以外に送金手数料、税 がいくら掛かるかわからないので、事前に正確な金額を出すのは不可能だと言われました。

確実なのはめっちゃお金に羽が生えるという事実です笑

検査施設は地理的にオーストラリアになる可能性が高いとのこと。

採血&血清作成のみ(私が実際に依頼した部分)だと1,000php ですから、それ以外の費用(検査費用、郵送費、諸経費)がやたら高いということです。

日本の検査施設は検査代が13,000円(税込)なので、国内宅配料を足しても2万円にも届きません。(航空運賃はかかりますが)

私のなかで35,000phpと聞いた瞬間に「手持ちで帰国」一択になりました😓 

それにしても、80,000円って・・・いくらなんでもボッ○クリですよね💧

(抗体価出すのに13,000円でさえ高すぎと思ってるのに・・・)