猫汎白血球減少症(feline panleukopenia)のワクチン要・不要について

2021/03/05

帰国

猫の混合ワクチンについて、日本のマニュアルには推奨と書いてありましたが、必須要件ではないという認識でいたところ、マニラ空港の動物検疫(Veterinary Quarantine Services - NAIA)のfacebook https://www.facebook.com/vqsnaia で、Export Permit(輸出許可)を得るための必要事項としてこのワクチンが必要とあり不安になりました。

これはフィリピン側の要件なのか?😰と。

https://www.facebook.com/vqsnaia/photos/a.110355877546850/113238643925240 より
https://www.facebook.com/vqsnaia/photos/a.110355877546850/113238677258570 より

https://www.facebook.com/vqsnaia/photos/a.110355877546850/113238660591905 より

FBメッセンジャーでマニラ空港の動物検疫に速攻問い合わせました。

“日本の検疫では必要ないけど、それでも必要なのか?”と。

 

その答えが“必要”だったんですよね・・・

Yes” という答え(驚

ええ----😮??てな感じで、Region7の担当官にも問い合わせてます。(その時はまだAさんを紹介してもらう前)

その答えは、“国による”でした。“日本です。日本は要求してませんが・・・”返すと、“要求してないなら不要です(投げやり?)”と一言返答が来ました。

そこで、(やっぱりいらないよね、ヨカッタヨカッタ・・・)とはいきません。 

実はこのとき、BAIの公式サイト内でも同様な記載を見つけていましたので。

https://www.bai.gov.ph/index.php/regulatory/item/337-issuance-of-export-permit-for-dogs-and-cats より

再度、“不要”と言われたRegion7の担当官に上記のサイトを見て見てください、要るって書いてあるから!と食い下がりました。

即答不能と悟ったらしく、“この問題を解決するから少し時間をくれ”と返信があったので“はっきりしたら連絡ください”と言って(内心回答は無いだろうナ・・・にベットしつつw)待ってましたが、案の定返答は無かったです。(想定内)

(この担当官のこういうフィリピン流な対応に危機感を覚えたので・・・これ以上付き合いきれない!と代えてもらいました)

実は時同じくして、前述の"要る"派のマニラ空港検疫への追求も試みてました。(しつこーw)

“セブの担当官は“不要”と言ってますけど?あなたとセブの担当官のどちらが正しいのでしょうか?”とさらなる問い詰めに対し"私達は単に犬猫の輸出ガイドライン沿ってるだけですから" 以上、オワリ!\(^o^)/。

クライアントが真逆な回答を受けで困ってるのを目前にしてこの対応。酷いもんです・・・

同僚なり上長なりに確認すればすぐ解決することなのに彼らはそれをしないんでしょうか?これ職務怠慢ですよね?

 

話を戻して・・・

さて、日本側の要件ではないことは明確なのですが、

  • General Requirementsの1つとして記載がある(facebook)
  • General Requirementsの1つとして記載がある(BAI公式サイト)
  • 実際にマニラ空港の動物検疫から直に“必要”と言われた

事実が存在する以上、私としては(フィリピン側の要件だったらどうしよう?)という懸念を抱えたまま進めることはできないので、後にAさんと出会ったタイミングで本当のところを調べてもらいました。

Aさんからの回答は、“ほとんどの国が猫の輸出でこのワクチンを必要としているからそう書いてある。しかしながら、日本は受入国であって、その国が不要と言ってるからそれに従う”というものでした。

うーむ😕、もやもやはまだ晴れませんが・・・

空港で物言いついたらAさんからの回答メールを証拠にすればいいかということで、とりあえず日本に猫を輸出するためにフィリピンからExpor Permitを取得する要件としては“不要”ということで落着。

※実際に私の猫はfeline panleukopeniaワクチンしてないけど取得できました。

 

そもそも、ほとんどの国の要件だからってGeneral Requirmentに入れるべきではないですよね・・・
混乱の元だって分らないのかなー😩