条件付き受け入れ

2018/11/19

事前準備

条件付き受け入れを選択

私が条件付き受入(変則事例)を選択した理由

フィリピンから猫を連れ帰る手続きを進めようとマニュアルを読んだ際、一般的な流れでは出来ないことが分かりました。

ボホール島には検疫手続きに必要な一連の処置(マイクロチップ、血清作成)を実施している獣医が無いため、隣の島の町(ドマゲティ)までフェリーで運ばなくてはなりません。

フィリピンでは国内で動物を動かす時、証明書の取得が必要になります。(これが面倒くさい!)

具体的には、フェリーや飛行機に猫を乗せる際にShipping Permit という証明書をBAIから取得し提出する必要があります。

その証明書を取得するのに「狂犬病ワクチン」の接種が義務付けられているのです。

というわけで、ドマゲティで検疫手続きのための処置をする前に、狂犬病1回めワクチンをボホールで済ませることになってしまいました。

(つまり通常のマイクロチップ⇒1回めワクチンの手順が逆になってしまう)

今はボホールでもマイクチップ装着が出来る獣医がで出来ましたが、フィリピンの中には未だ出来ない獣医がきっとあると思います。

そういう場合は、私のように変則的な手順で進めることになると思います。

条件付き受け入れとは

日本の検疫では、「条件付き売れ入れ」という形でマイクロチップ前の1回目のワクチンを有効として扱ってもらえる場合があります。

それが、「狂犬病抗体検査1回型 」の手順なのです。

(指定地域以外)犬・猫の輸入手引書より

 

詳細は(指定地域以外)犬・猫の輸入手引書 P18~19参照。

● 狂犬病抗体検査1回型
● 狂犬病抗体検査2回型

がありますが、今回は1回型を選びました。

※事前に検疫所に連絡必要です!

 ※あくまでも私の事例は一般的な流れではなく、変則的なものとなりますので参考にされる方はご注意願います。 フィリピンの片田舎では同様なケースをたどる可能性は高いと思われますが・・・